ヘルシンキ市内の広場や道路に緑の休憩スペース「グリーンベンチ」が登場した。
同市が推進する都市開発と緑化計画である「グリーンベンチ・プロジェクト」は、市民の誰もが自然と親しみ、生物多様性に富んだ緑地を整備したいという思いから生まれた。都市部の人々が自然と触れ合い、コミュニティー意識の向上を助け、楽しいアクティビティーを提供することを目的としている。昨年夏、マルミンカルタノ地区とマルミラ地区でグリーンベンチを試験的に設置し、市民からの声を受けて、今年も夏季限定で設置することになった。
設置場所は都市再開発地域に指定されているマルミンカルタノ地区のプーステッリアウキオとカンネルマキ地区のシトラトリ。