フィンランドのハートウォール社が製造販売する「オリジナル・ロング・ドリンク(通称=ロンケロ)」の誕生70周年記念フレーバーが6月、登場した。
ロンケロは、ベースに「ジン」を使い、「グレープフルーツソーダ」で割ったロングドリンクで、同国の国民的アルコール飲料として親しまれている。アルコール度数が5%ほどで飲みやすいのが特徴で、サウナを楽しみながら飲む人は多い。同社は1952年、ヘルシンキ夏季オリンピックに向けて同飲料を開発した。誕生70周年を迎えた6月19日、フィンランドの森をイメージさせるブルーベリー風味の記念フレーバー「オリジナル・ロング・ドリンク ブルーベリー」が店頭に登場した。ワイルドブルーベリーとジンを組み合わせた、夏らしい爽やかな味わいが特徴。
同社ブランドマネジャーのエラ・バーナーさんは、プレスリリースで「ロンケロは、かつてオリンピックの飲み物として作られたものの、すぐに人気が出て、その後も生産が続けられた。70年の歴史を持つこのブランドは現在、フィンランドで絶大な人気を誇っており、私たちにとって大きな誇り」とコメントしている。