ヘルシンキの劇場「KokoTeatteri」とジャズクラブ「Koko Jazz Club」が9月1日、ウランリンナ地区(Kapteeninkatu 26, Helsinki)に移転オープンする。
新拠点で撮影する「KokoTeatteri」「Koko Jazz Club」の2人
新拠点となる建物は1929年竣工で、フィンランド人建築家のバイノ・バハカッリオが設計した歴史的建築物。老舗劇場「KOM Teatteri」が入居していたことでも知られる。両者は同時に移転し、その後も活動は中断なく継続する。新拠点は約150席の客席を備えた劇場空間を備え、バーカウンターも設置予定。
KokoTeatteri責任者のアンナ・ベイヤライネンさんは「新劇場で素晴らしいのは、より大きなホールや客席に加え、休憩時間を提供するためのバーも設けること。管理組合が私たちの希望に沿って施設を改装してくれたおかげで、バリアフリー面も整備された」とコメント。
Koko Jazz Club芸術監督のティモ・ヒルボネンさんは「新劇場は演劇だけでなく音楽、ダンス、サーカスなど多目的に使えることを重視している。天井高は約7メートルあり、ジャズ公演では最大200席まで拡張できる」と説明する。
Koko Jazz Clubは9月中旬以降、新拠点でコンサートを始める予定で、世界的なジャズアーティストの招聘(しょうへい)も計画しているという。4月30日のジャズの日には「Holger Marjamaa Trio」が公演を行う。
KokoTeatteriは10月2日初演の新作で新拠点での幕を開ける。リトアニア人劇作家のマリウス・イバシュケビチウスさんの「Jumalten aamunkoitto - sotarikoksen teatterillinen tutkinta」を上演する。既にチケットの販売も始まっている。
KokoTeatteriは6月末まで現拠点での公演を継続する。同劇場は2027年5月27日に30周年を迎える。