ミュージアムカード事業を運営する「FMAクリエーションズ」が1月9日、「フィンランド人が最も多く訪れたミュージアムトップ50」を発表した。
フィンランド全土360以上のミュージアムに1年間入館できる共通パスで、昨年10周年を迎えた「Museokortti(ミュージアムカード)」。現在、約36万人のフィンランド人が同カードを利用している。2015年から2025年までの累計で、同カードによるミュージアムへの訪問回数は1450万回以上、ミュージアムにもたらした収益は約1億2,000万ユーロに上る。
ランキングでは、アテネウム美術館をはじめ、キアズマ、アモス・レックス、ヘルシンキ美術館(HAM)といったヘルシンキ首都圏の美術館が上位を占めた。中でも、ディドリクセン美術館が4位にランクイン。昨年はフィンランド人画家のレイダル・サレストニエミが生誕100周年を迎えたのを機に、全国各地で関連展示が開催され、同館史上最多の来館者数を記録した。家族で楽しめるミュージアムも多くの来館者を集め、ムーミン誕生80周年を迎えた昨年はタンペレにあるムーミン美術館がトップ25入りを果たした。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は所在地) 。
1位=アテネウム美術館、2位=アモス・レックス、3位=キアズマ、4位=ディドリクセン美術館、5位=ヘルシンキ市立美術館(以上、ヘルシンキ)、6位=ミュージアムセンター・バプリイッキ(タンペレ)、7位=エウレカ(バンター)、8位=ヘルシンキ自然史博物館(ヘルシンキ)、9位=WeeGee展示センター(エスポー)、10位=建築・デザインミュージアム(ヘルシンキ)
同社は2030年までに、ミュージアムカードの利用者を50万人まで拡大することを目標にしている。