ヘルシンキ経済新聞の2025年のPV（ページビュー）ランキングは、「ヘルシンキの「かもめ食堂」が閉店へ　フィンランドブームの象徴的存在」が1位に輝いた。

　「Ravintola Kamome（かもめ食堂）」は2015年、日本における北欧ブームの火付け役になった映画「かもめ食堂」の撮影場所跡地にオープン。日本食や居酒屋メニューを提供し、多くの人々に親しまれる人気店だった。閉店の知らせを受け、公式SNSには惜しむ声が多数寄せられた。

　ランキングは、ヘルシンキ経済新聞で今年1月1日から12月11日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

　1. ヘルシンキの「かもめ食堂」が閉店へ　フィンランドブームの象徴的存在（9/3）

　2. ファッツェル、ムーミン80周年記念限定チョコ＆ギフトボックス発売へ（9/10）

　3. ヘルシンキ「デザインミュージアム・アラビア」、今春移転リニューアルへ（3/7）

　4. ヘルシンキ・トラム、一部路線のルート変更へ　3月から （1/24）

　5. クロックス、マリメッコとの初コラボ限定商品発売（4/30）

　6. 「ヘルシンキ・ビエンナーレ」が6月開幕へ　草間彌生さんの作品も（5/19）

　7. ヘルシンキ・ストックマンで「ムーミン展」　共に歩んだ70年の歴史を紹介（6/4）

　8. アアルト自邸、日本語ガイドツアーの夏季日程発表　週2回開催へ（4/21）

　9. アルテックが創業90周年　マリメッコとコラボ商品発売へ（6/25）

　10. フィンランディア・ホールがリニューアル 宿泊施設も新設（1/16）

　2位以下にはフィンランドの老舗菓子メーカー「ファッツェル」に関する話題や、「デザインミュージアム・アラビア」「アアルト自邸」などの観光に関するニュースも注目を集めた。

　ヘルシンキ経済新聞はこれからも、フィンランドのヘルシンキ首都圏の情報を日本語で伝えるニュースメディアとして、現地での旅行・出張・生活をはじめとした滞在に役立つ情報を発信していく。