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ヘルシンキの子ども向け施設に「カハビラ・ナペロ」 地域の就業支援も

「カハビラ・ナペロ」の外観

「カハビラ・ナペロ」の外観

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 カフェ「Kahvila Napero(カハビラ・ナペロ)」が8月11日、ヘルシンキ中心地の子ども・若者向け文化施設「アンナンタロ」(Annankatu 30, Helsinki)にオープンした。

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 店名の「ナペロ」はフィンランド語で「幼い子ども」を指す。その名の通り、同店では子どもの健康に寄り添った植物由来のグルテンフリーメニューを用意し、キヌアボウルやホウレンソウパンケーキ、種類豊富なペストリー、日替わりのスープランチなどを提供する。ナッツを使わず、子どもに配慮したサイズや味づけを施す。店内にはキッズスペースも備える。

 同店を運営するのは「プロ・ラピンラハデン・トゥキ」。「大人も子どもも一緒に成長できる場所」をコンセプトに掲げ、学生や実習生、長期失業者などが働いている。同店の収益はカフェの運営と「プロ・ラピンラハティ精神保健協会」によるメンタルヘルスと地域文化活動の支援に充てられ、利用客はコーヒーを飲みに立ち寄るだけで地域雇用を支援できる仕組みになっている。

 営業時間は、月曜~金曜=9時30分~17時、土曜=10時30分~15時。日曜休業。

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