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アーリッカ、日本企業と総代理店契約 国際市場での地位強化目指す

店頭に並ぶアーリッカの商品

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 フィンランドの老舗ブランド「アーリッカ(Aarikka)」が6月3日、日本企業の「株式会社ピーオーエス(P.O.S. Co., Ltd.)」との総代理店契約の締結を発表した。

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 株式会社ピーオーエスは、北欧を中心にヨーロッパの製品を日本国内で販売する企業。同社は2012年以来、アーリッカの親会社、マルティネックス社の日本市場における「ムーミン・バイ・マルティネックス」製品の販売をサポートしてきた。

 アーリッカのリーア・サンドストレムCEOは「株式会社ピーオーエスとの新たなパートナーシップを発表できてうれしい。アーリッカは今後、国際市場におけるフィンランドデザインの地位を強化したいと考えている。アーリッカは8年前からマルティネックス社の傘下に入ったが、私たちはアーリッカ・ブランドを刷新し、製品レンジを拡大しながら、アーリッカを財政的に存続可能なものにしてきた。今こそ、国際市場により積極的に目を向ける時」と話す。

 併せて、同社はドイツとオーストリアの現地企業との代理店契約を発表。中欧でも同ブランドの存在感を高めたい考えだ。

 フィンランドを代表するデザイン企業として知られるアーリッカは1954年設立。現在、インテリア雑貨をはじめ、衣料品、ジュエリー、バッグ、アクセサリーなどの製品を扱う。2月には、ブランド初となるフレグランス事業に進出。天然原料100%のアロマキャンドルとルームフレグランスを発売した。

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