
フィンランド人アーティストのクラウス・ハーパニエミさんがデザインしたサッカー・フィンランド代表の新ユニホームが6月3日、ヘルシンキ・オリンピックスタジアムで開催されたUEFA女子ネーションズリーグの対セルビア戦で初披露された。
クラウス・ハーパニエミさんは、イッタラやマリメッコなど世界的ブランドとのコラボで注目を集め、日本では大手百貨店のクリスマスウインドーを手がけるなど、国際的な評価を集めるアーティストとして知られる。今回、ハーパニエミさんがデザインした新しいユニホームは、フィンランドの豊かな自然をモチーフに、アール・ヌーボー建築を象徴する曲線にインスパイアを得てデザインしたという。
ハーパニエミさんは「これは非常に興味深いプロジェクトで、私にとっても新しい試みだった。というのも、フィンランドの日常生活や自然、身の回りの建築物は、常に私の作品の中に存在していたから。よくあるユニホームではなく、ハンドメードの、少しラフで人間味のあるナショナル・ロマンチックなデザインを作りたかった」とコメントする。