フィンランドの酒専門店「アルコ」が8月26日、ウクライナ・キーウに拠点を置く醸造所「オボロン・ブルワリー」の「オボロン・トニック・ロングドリンク」の販売を始めた。
オボロンのビールは今春、フィンランド国内での販売総数が200万缶を突破。「オボロン・ストロング・ビール」は現在、アルコが販売する外国産ビールの中で最も売れる製品となっている。
今回販売を始めた「オボロン・トニック・ロングドリンク」は、ジュニパーとかんきつ類の香りを組み合わせた爽やかなアルコールドリンク。穀物ワインをベースにした同製品は、「甘みと酸味のバランスが良く、リラックスしたひとときに最適なドリンク」だという。
同製品の輸入元「ガラテア・ビバレッジ」のコマーシャル・ディレクター、ヘンリー・ヨハンソンさんは「ウクライナからの製品輸入は決して簡単ではないが、やりがいがある。オボロンのビールは既にフィンランド人の心に浸透しており、フィンランド人もこのロングドリンクを楽しんでくれると信じている」と期待を込める。
同醸造所の輸出マネジャー、キリーロ・ドブロクロップさんは「ガラテア・ビバレッジ社との協力関係、困難な状況に陥ることもあるが、常に素晴らしいもの。オボロン・トニック・ロングドリンクをフィンランドの方々に提供できてうれしく思い、誇りにさえ思っている」と話す。
価格は3.79ユーロ。全国のアルコで扱う。