今年で35周年を迎えた映画祭「エスポー・シネ(Espoo Cine)」が現在、エスポー市内各所で開催されている。
ヨーロッパ映画に焦点を当てた映画祭として知られる同映画祭。今年はエスポー市内の25カ所の会場で207作品を上映。今年もハリウッド映画やヨーロッパ映画を中心に上映する一方、「ナミビアの砂漠」「BLUE GIANT」「となりのトトロ」など、日本作品をはじめとする新たな要素を取り入れた。上映作品は、ミカエル・スオミネン編成部長率いる編成チームによって選ばれた。
同映画祭と並行して開催する「ジュニア・シネ」では、小学生や未就学児を対象に無料で映画を上映。今年も「クリップ・シネ」プログラムでは、障害のある人々の生活を描いた映画10作品を上映し、障害に対する新たな視点をもたらすという。
チケットは公式サイトで確認できる。9月1日まで。