4000平方メートル以上の新しいマーケットホールが今夏、東ヘルシンキのショッピングセンター「イティス(Itis)」(Itäkatu 1-7, Helsinki)にオープンする。
同施設が2022年に始めた大規模改修プロジェクトの一環で建設しているマーケットホール。これまで常設のマーケットホールがなかった東ヘルシンキ地域で初のマーケットホールとなる。約20店の販売事業者が出店し、魚や肉、野菜、果物、スパイス、コーヒー、紅茶、日用品など、世界各国のさまざまな商品を販売する。伝統的なマーケットホールの雰囲気と近代的なショッピングセンターの環境を融合させ、地域住民に「ユニークなショッピング体験」を提供することを目指すという。
同施設のマネジャー、クリストファー・ヤンセンさんは「イティスは常に地域コミュニティーの礎となってきた。私たちの目標は、食料品の買い物からレジャーまで、お客さまの日常的なニーズに応えること。食は異なる文化を持つ人々を結びつける素晴らしい方法」と話す。
マーケットホールには、ファッツェル・カフェのほか、中華料理店「Mala Master」、メキシコ料理店「Seksico Tacos」、ハワイ発祥のポケ料理を提供する「EAT Poke」などのレストランも出店予定。