新しいイベント会場「Böle Arena & Club」が5月4日、ヘルシンキ・パシラ地区(Veturimiehenkatu 7, Helsinki)にオープンした。
パシラ駅近くのコンベンション・センター「メッスケスクス」の敷地内に位置し、ヘルシンキ中央駅から電車で1駅とアクセスがいい同施設。国内外のアーティストの大型コンサートやミュージカル、演劇公演などに対応する。
館内は、クラブエリア(3047平方メートル)とアリーナエリア(3887平方メートル)、フードエリア、バーラウンジエリアで構成し、クラブは1500人、アリーナは2800人、2階席を含むと最大4000人を収容可能。フード・ドリンクは、パートナー企業である「NoHo Partners」協力の下、各イベントに合ったメニューを企画・販売する。
アンネ・バスク支配人は「ヘルシンキに新しい息吹をもたらす当施設は、国際的なアーティストやプロダクション、レストランサービス、ライブカルチャーを楽しむ観客を結びつける。ヘルシンキのクラブシーンからNosturiとThe Circusが姿を消したことで空いた穴を埋める場所でもある。クラブ好きの皆さんを歓迎したい」と話す。
同施設は、3月にフィンランド人シンガーのアルットゥ・ビスカリさんや、ラウラ・ボウティライネンさんらが出演する開館記念パーティーを開催。5月4日には、こけら落とし公演として、昨年の「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」にフィンランド代表として出場した人気シンガーのカーリヤ(Käärijä)さんがステージに立った。7月には、スウェーデン人ギタリストのイングヴェイ・マルムスティーンさんや、イギリス人シンガー・ソングライターのジェームス・ブラントさんがコンサートを開く。