ヘルシンキ市が5月24日~6月16日、食の祭典「Feast Helsinki」を初開催する。
地元市民や観光客に、フィンランドの首都ヘルシンキの「ユニークで驚きに満ちた味」を楽しむ機会を提供することを目的に、ヘルシンキの食文化に焦点を当てる同イベント。
参加店は期間中、特別メニューやテーマに沿ったメニューを提供。伝統料理やハンバーガー、エスニック料理、お酒など幅広いテーマの食体験を楽しむことができるようにする。地元の飲食事業者や観光会社、イベント会社が協力し、約100件のイベントプログラムを展開予定。ヘルシンキの食文化に関するガイドツアーやワークショップ、展示会も行う。
ニーナ・ベステリネン同市観光ディレクターは「Feast Helsinkiは、フィンランドの首都が提供するあらゆる食体験を引き出す。私たちの街は、昔ながらの味だけでなく、自然の恵みを生かした地元の名物料理や、世界中のエキゾチックな味を楽しめるオアシス。おいしい選択肢がたくさんあるので、いつでも気軽に立ち寄ることができる。ヘルシンキ市民や観光客に地元のレストランをもっと知ってもらい、ヘルシンキの食文化を理解してもらう素晴らしい機会を提供できれば」と話す。
「食」は、今年のヘルシンキの観光・イベント事業の戦略的テーマの一つとなっており、食に関連するイベントは一年を通して開催される。
ベステリネンさんは「ヘルシンキは食の街としてまだ多くの人に知られていない。Feast Helsinkiは、食の観光地としてのヘルシンキの魅力を強化し、ヘルシンキの食のプロフェッショナルと彼らの素晴らしい業績にスポットライトを当てる。5月末に市内で開催する『ミシュランガイド・セレモニー・ノルディック・カントリー 2024』は、美食の中心地、フードツーリズムの目的地として、ヘルシンキの国際的な認知度を高めることになるだろう」と期待を込める。
詳細は公式サイトで確認できる。