北欧最大規模のコーヒーの祭典「ヘルシンキ・コーヒー・フェスティバル」が4月19日~21日の3日間、ヘルシンキのケーブルファクトリー(Tallberginkatu 1C, Helsinki)で開催された。
毎年、コーヒーと紅茶を愛する人たちのために開かれている同フェス。2015年から開催されている同フェスと、「アイスクリーム&チョコレート・カーニバル」は今年で3回目の同時開催となった。コーヒーを味わいながら甘味も楽しめる同フェスには、3日間で1万人以上が訪れ、来場者数の最多記録を更新した。
同フェス発起人の一人、マイヤ・ケスティラさんは「たくさんの人がケーブルファクトリーに楽しみに来てくれたのは素晴らしいこと。コーヒーや紅茶、コンブチャ、チョコレート、アイスクリームの世界に浸り、春夏の新作フレーバーを楽しむのに最適なイベントだった」と振り返る。
同フェスには、フィンランド国内の小さなロースタリーから「パウリグ」などの大手メーカーまで、コーヒーショップとポップアップカフェが出店。授賞式イベントでは、フィルターコーヒーをはじめ、カフェインレスコーヒー、紅茶、チョコレート、アイスクリームなど、各部門の年間最優秀賞を発表。ヘルシンキの「Good Life Coffee Roasters」が、「ロースタリー・オブ・ザ・イヤー」「フィルターコーヒー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。