フィンランドのビールブランド「カルフ(Karhu)」が4月4日、1組のカップルがメタルフェスティバル「Tuska Open Air Metal Festival」で結婚式を挙げることができる企画を行うことを発表した。
トゥスカの愛称で親しまれ、フィンランド最大のメタルフェスティバルとして知られる「Tuska Open Air Metal Festival」。同フェスの主要パートナーである「カルフ(Karhu)」は、「カップルと参列者にとって忘れられないウエディングパーティーをフェスエリアで提供したい」と企画。選ばれたカップルはフェス初日の6月28日、メタルミュージックが流れる中で、会場内に設置した「カルフ教会」で誓いを立てることができる。カップルには挙式のほか、挙式後のささやかなパーティー(ケーキやケータリングを含む)、ウエディング写真の撮影、VIPチケットの3日通し券などが贈られる。
同ビールを製造する「シネブリチョフ醸造所」のシニアブランドマネジャー、エッリ・カルッピネンさんは「私たちは、この夏一番の盛り上がりを見せるメタルフェスティバルの群衆の中で結婚したい情熱的なカップルを探している。興味深いラブストーリーに加えて、トゥスカでお酒を飲んだ思い出が共有できれば、なおいい」と期待を込める。
同フェス・ディレクターのエーカ・マクネンさんは「このフェスが重要な役割を果たしたロマンスをたくさん知っている。トゥスカでの愛を祝うのに、カルフ以上にふさわしい方法があるだろうか」と話す。
同フェスは6月28日~30日、ヘルシンキのスビラハティで開催。英バンドのブリング・ミー・ザ・ホライズンらがヘッドライナーを務め、フィンランド国内からはアモルフィス、ソナタ・アークティカ、スタミナ、5月に来日公演を行うトゥルミオン・カティロットなどが出演予定。チケット料金は、1日券=139ユーロ、2日券=189ユーロ、3日通し券=239ユーロほか。
参加者のエントリー受け付けは5月2日まで。