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トラデカ社、カフェ・ウルスラを買収 今春中に建設プロジェクト決定へ

カフェ・ウルスラ、2022年夏撮影

カフェ・ウルスラ、2022年夏撮影

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 トラデカ社(Tradeka-Yhtiöt Oy)が3月4日、ヘルシンキ・カイボプイスト地区の「カフェ・ウルスラ(Cafe Ursula)」(Ehrenströmintie 3, Helsinki)の株式の3分の2を取得したことを発表した。

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 映画「かもめ食堂」のロケ地として知られ、市民や国内外の観光客から親しまれる老舗カフェレストラン「カフェ・ウルスラ」。今回の買収により、同店の財務基盤が強化され、建物の改修や、既存の建物に代わる新しいカフェレストランの建設が可能になった。同社は今春中に、同店を修繕するのか、新しい建物を建設するのかを判断するという。

 ミーア・キンヌネン同社開発ディレクターは「ウルスラは、ヘルシンキのカイボプイスト地区という文化的にも歴史的にも重要な場所で営業を続け、これからもウルスラの歴史を尊重したカフェレストラン体験を提供し続ける。私たちはすぐに建設プロジェクトの計画を始める」と話す。

 同店は、これまでのように通年で営業を続け、18人の従業員は今後も「同店の従業員のままであり続ける」としている。

 営業時間は9時~19時。

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