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「手仕事によるガラス作り」、ユネスコ無形文化遺産に

© Ella Tommila/Suomen lasimuseo

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 国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が12月、「手仕事によるガラス作り」の知識と技術、技能を無形文化遺産に登録することを決定した。申請はフィンランドの他、フランスやチェコなど5カ国と共同で行われた。

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 食器ブランド「イッタラ」のガラス製品など、ガラスデザインが国際的に知られているフィンランド。フィンランド国立ガラス美術館(Tehtaankatu 23, Riihimäki)は10年にわたり、無形文化遺産の登録に向けて、ガラス作りに関する技術や知識を国内外に発信してきた。「伝統保存には高品質な教育と伝統を次世代へ継承していくことが必要とされ、使う側が手作業で作られたガラス品を評価することも職人技を保存していくことにつながる」という。

 ハンナ・マミア ウォルサー館長は「ガラス品はフィンランド人にとって特別な意味を持つもの。美学がたたえられ、高い品質と評判を誇りに思う。ユネスコの決定は知識や技術を保存し、さらに発展することが可能になる」と話す。

 フィンランド文化遺産庁のレーナ・マルシオさんは「私たちは、新たにユネスコの対象となったことを光栄に思う。これによりガラスに携わる素晴らしい作り手たちと無形文化遺産、そしてフィンランドデザインのつながりがより明確になる。フィンランドには手工芸分野の高度な知識や技能があり、まさにその評価に値するもの」と話す。

 同館は、フィンランドのガラス製作においての作業方法、道具をコレクションとして保存し、伝統の担い手たちへのインタビューを続けていくという。

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