フィンランドの老舗ブランド「Aarikka(アーリッカ)」の創業者、カイヤ・アーリッカさんの作品展が現在、ヘルシンキ・タイデハッリ(Nervanderinkatu 3, Helsinki)で開催されている。
フィンランドで古くから語り継がれている森の妖精「トントゥ」をモデルにした木製の手作り人形を販売していることで知られる同ブランド。「大胆かつ実験的なデザイナー」と知られていたアーリッカさんは生前、「トントゥ」をはじめ、貴金属のジュエリーやガラス製品など、幅広い分野でデザインを手がけた。同展では、アーリッカさんの多様な作品を通じて、アーリッカさんの60年にわたるキャリアを振り返る。
同展は、同館のエキシビション・マネジャー、エーバ・ホルケリさんがキュレーターを務めた。
開館時間は11時~18時(水曜は20時まで、土曜・日曜は17時まで)。月曜休館。入館料は、大人=20ユーロ、18歳~25歳の大人=10ユーロ、学生=10ユーロ、18歳未満無料。2024年1月7日まで。