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フィンランド国立図書館、デジタル化した所蔵資料が2500万ページ突破

「フィンランド国立図書館」の内観

「フィンランド国立図書館」の内観

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 フィンランド国立図書館(Unioninkatu 36, Helsinki)が2月28日、デジタル化した所蔵資料が2500万ページを突破したと発表した。

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 同館は現在、所蔵資料をウェブサイトで閲覧できるデジタルサービスの拡充を進めている。同館は昨年、約300万ページの資料と約6000枚のCDをデジタル化した。最も利用されている資料は「新聞」で、デジタル化された資料全体の約50%を占める。

 同館は所蔵資料のデジタル化を進めるとともに、「フィンランド最大で最古の学術図書館」といわれる同館ならではの資料を提供する。2月には、フィンランド・アカデミーの体験史研究センターとフィンランド国立図書館の共同研究で、19世紀半ばにフィンランドの新聞に掲載された「読者からのお便り」を集めたデジタルコレクション「Translocalis」を公開した。

 同館が提供するデジタルサービスでは、フィンランド国内で発行された過去の新聞や定期刊行物、書籍、楽譜、地図などの印刷物をウェブサイトから無料で閲覧できる。

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