昨年9月から休業しているカンピ礼拝堂(Simonkatu 7, Helsinki)が4月に再オープンする。
同礼拝堂は、「心安らぐ静寂との出合いの場」をテーマに建設され、コロナ禍前までは年間約35万人が訪れる人気観光スポットだった。同礼拝堂を運営するフィンランド福音ルター派教会ヘルシンキ教区は昨年、財政難による人員削減を行い、同礼拝堂の一時休業を決めた。同教区は同礼拝堂の再オープンに伴い、入場料の徴収を検討している。
同教区責任者のステファン・フォルセンさんは「チケット販売の目的は、同礼拝堂で引き続き静寂が保たれることにある。チケット販売によって、同礼拝堂のさらなる活動を展開することもできる」と話す。
人気観光スポットのヘルシンキ大聖堂(Unioninkatu 29, Helsinki)とスオメンリンナ教会(Suomenlinna C 43)は2021年3月1日から、自主入場料5ユーロを徴収している。