フィンランドの陶器ブランド「アラビア(Arabia)」の創業150周年を迎えたことを記念する郵便切手が1月、発売された。
発売された記念切手は10枚組で、ヘルシンキを拠点とするグラフィックアーティストのイルッカ・カルッカイネンさんがデザインを手がけた。絵柄は、「ヴァレンシア」のプレートと「アルミ(Armi)」のコーヒーカップ、「ポモナ」シリーズのポットなどをデザインしたものと、「スンヌンタイ」のプレート、フィンランド独立100周年を記念して登場した「エステリ」シリーズのピッチャー、「ココ」のボウル、「マイニオ・サラストゥス」のコーヒーカップを描いた2種を組み合わせた。旧製品と新製品を描くことで、150周年を迎えた同ブランドの歴史を表現した。
カルッカイネンさんは「アラビアには、美しい食器や模様がたくさんある。切手という小さなサイズの中で、さまざまな作品の色や模様がどのように機能するかを考え、それに合わせて製品を選んだ」と話す。
価格は21ユーロ(約2,990円)。