ヘルシンキ市は12月、2023年から2025年までに、ヘルシンキ大学の「クンプラ・イノベーションキャンパスプロジェクト」に117万7,830ユーロ(約1億6,000万円)を投入することを決定した。
同プロジェクトは同大の新しい取り組みの一つで、クンプラ・キャンパスの環境を整備し、キャンパスと企業との幅広い研究・イノベーション協力を強固なものにするのが狙い。人工知能、サステナビリティーなどのディープテック分野のプラットフォームや、産業と研究を結びつける集合体を作ることを目標としている。
市の決定によると、3年にわたり、それぞれ39万2,610ユーロ(約5,500万円)を投入する。同プロジェクトの総予算は約235万ユーロ(約3億3,000万円)で、同大とフィンランド気象研究所が約半分を負担する。