ヘルシンキ・クリスマスマーケットが現在、ヘルシンキ市の元老院広場で開催されている。
1990年代半ばから開かれているヘルシンキ・クリスマスマーケットは、市内で最も伝統的な屋外マーケットとして知られる。今年は約90人の職人や生産者、20店以上の珍味販売店、20店のカフェやレストランが出店。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大と元老院広場の改修工事の影響で、ハヴィス・アマンダ像前のマーケット広場で開催された。
ユハナ・ヴァルティアイネン ヘルシンキ市長は「ヘルシンキ・クリスマスマーケットは国際的なクリスマスマーケットのトップリストに掲載され、多くの地元の人々やヘルシンキを訪れる人々にとって重要なクリスマスの伝統行事となっている。ヘルシンキ最古で最大のクリスマスマーケットが再び元老院広場に戻り、クリスマスの温かい雰囲気を作り出し、責任ある品ぞろえで皆さんを楽しませることを大変うれしい」と話す。
フィンランドの珍味や蜂蜜、クリスマスの食卓に欠かせないマスタードの他、手作りのお菓子、ジュエリー、ナチュラルコスメ、ウールの靴下や帽子など、「クリスマスシーズンを快適に過ごす」グッズを販売。マーケット内にはフードコートも設け、オーガニックやローカルフード、ベジタリアンやビーガン向けの料理を提供。合唱団やブラスバンドによるパフォーマンスや、たき火の炎を使った吹きガラスや鍛造の展示も行っている。
営業時間は11時~19時(金曜・土曜は20時まで)。12月22日まで。