ヘルシンキ・トーロ地区に貢献した起業家を選ぶ「起業家・オブ・ザイヤー2022」の受賞者が発表され、カフェレストラン「Tin Tin Tango」(Töölöntorinkatu 7, Helsinki)のオーナー、ティオ・ティッカさんが選ばれた。
2002年から毎年行われている同コンテストは、トーロ地区に大きく貢献し、住民に特別なサービスを提供した起業家が選ばれる。同コンテストを運営するトーロ・セウラ委員会は「アットホームなカフェであるTin Tin Tangoは近所の人たちが落ち合う場所。トーロの住民なら誰もが知っており、フレンドリーなサービスを提供している」と受賞の理由を明かす。
受賞したティッカさんは、トーロ地区でレストラン「Kuu」「KuuKuu」「Carelia」、ヘルシンキ中心地に「ホテル・フィン」、老舗ワインバー「Apotek」を展開するほか、ワインの輸入会社「Carelia Wines」を経営している。
同店は1994年オープン。5種類から選べるボリューム感のある朝食メニューが名物で、日中はペストリーやサラダ、ポルヴォー・ロースターで作られたオリジナルコーヒーを提供する。夜は豊富な種類のビールやワインを用意。
営業時間は7時~22時(木曜・金曜は23時まで、土曜は9時~23時、日曜は10時~21時)。