人権啓発イベント「ヘルシンキ・プライド・ウイーク」が6月から、ヘルシンキ市内で開催されている。
毎年6月は「プライド月間」と呼ばれ、世界各国の都市で、性の多様性の理解を深める人権啓発イベントが開催されている。ヘルシンキ市最大の同イベントは、性的指向や性自認に関係なく、全ての人に対して平等を守ることを目的として行われている。同市は人権が幅広く尊重され、誰もが嫌がらせや差別に遭わない都市でありたいと考えている。ユハナ・ヴァルティアイネン同市長のサポートによって、街なかがレインボーカラーに染まり、プライド・ウイークの雰囲気に包まれている。
ヴァルティアイネン市長は「私たちは、都市レベルでの無差別平等計画などを通じて、目標を推進しており、市職員はその推進に重要な役割を担っている。今年のテーマである『Encounters(出会い)』は、コミュニティーの価値を強調するもので、街全体にとっても最も重要であり、人々が出会うための空間や機会、イベントを作っていきたい。ヘルシンキ・プライドは私たちにとって非常に重要な共同イベントの一つ」と話す。
7月3日まで。