
秋の訪れを告げる食の祭典「The Helsinki Baltic Herring Market(ニシン市)」が10月5日~11日、ヘルシンキのマーケット広場(Kauppatori, Helsinki)で開催される。
1743年の初開催以来、280年以上の歴史を誇る同祭。フィンランドで最も長い伝統を持つイベントの一つとして知られ、昨年は6万5000人の市民や観光客が訪れた。今年も会場には10隻以上の漁船が集い、フィンランド各地から集まった約40人の漁師がニシンなどの海産物を販売する。
屋台では、サーモンやニシンのスープをはじめ、伝統的な保存食から現代風にアレンジされた魚料理まで幅広く並び、職人による伝統工芸品も用意。イベント初日には、今年の年間最優秀商品を発表する。
開催時間は9時~19時(最終日は16時まで)。