
ヘルシンキ首都圏都市交通が11月~12月、地下鉄ヘルシンキ中央駅(ラウタティエントリ駅)エリエル広場口にあるエスカレーター2基の更新工事を行う。
1980年代初頭に設置された同エスカレーターは人通りの多い場所にあるが、長い間使われていなかった。同エスカレーター用の部品は既に製造されていないため、新しいモデルに取り換えることになった。工事期間中、隣接するエレベーターと階段は通常通り利用できる。
同社はこの1年、地下鉄駅に設置されているエスカレーターやエレベーターの保守に力を入れてきたが、1981年から2025年までに製造されたエスカレーターやエレベーターのモデルは90種に上り、古いモデルの維持管理は難しいと判断した。現在、地下鉄ヘルットニエミ駅やブオサーリ駅でもエスカレーターの更新工事を行っている。