フィンランドとエストニアで展開する大手コンビニチェーン「アール・キオスキ（R-Kioski）」が8月28日、ヘルシンキ中央駅隣「エリエリンアウキオ」（Elielinaukio 3, Helsinki）に実験店舗をオープンした。

種類豊富なフードとドリンクを提供

　同チェーンが今年で115周年を迎えたのを記念して開いた同店。他店と比べ、フードとドリンクメニューの品ぞろえが豊富で、サラダやピザ、ベーカリーに力を入れるほか、店内で作るスムージーやフィンランド初登場となる炭酸入りフローズンドリンクなどを販売。一部商品は、フィンランド人シェフのセルコ・ランタネンさんと共同で開発。「より現代的でシームレスな購買体験」を提供し、利用客はセルフレジで会計を済ませることができる。

　同社マーケティングディレクターのタルモ・キルヨネンさんは「私たちは1世紀以上にわたり、フィンランド人の日常の一部であり、社会や消費者のニーズの変化を見つめてきた。そして今が次の一歩を踏み出す時。エリエル広場の店は実験店として、新しいアイデアを試す場になる」と話す。

　営業時間は、月曜～金曜＝6時～23時（土曜は8時～）、日曜＝9時～21時。