
フィンランドの運送会社「マトカフオルト(Matkahuolto)」が7月1日、行き先を事前に明かさないミステリーバスツアーを催行した。
同ツアーは全10ルートを用意。開催1週間までに全ての前売り券が完売した。今年のツアーは、ヘルシンキやユバスキュラ、オウルを出発。ヘルシンキのマチルデダール村、ユバスキュラのピュハ・ハッキ国立公園、オウルのオハタカリ島などが目的地となった。フィンランド全土から集まった約700人の参加者が、「未知の目的地」へのバス旅行を楽しんだ。
同社トラベルサービス・マネジャーのペトリ・リンドクビストさんは「あまりの人気に私たちは少し驚いたほど。あまりの需要の高さに、いくつかのルートにはバスを追加発注した。どのツアーも、とても楽しい雰囲気だった。出発前のターミナルで、参加者の興奮を感じることができた」と話す。
今回のツアーが好評だったことから、同社は秋冬のホリデーシーズンに新たなミステリーツアーの実施を検討している。