学ぶ・知る

フィンランド国鉄、ヘルシンキ~カルヤー間の列車を1カ月運休へ

市内を運行するVRの列車(2024年撮影)

市内を運行するVRの列車(2024年撮影)

  • 4

  •  

 フィンランド国鉄(VR)が6月23日~7月27日、「エスポー・アーバン・レールウェイ・プロジェクト」の工事のため、ヘルシンキ中央駅~カルヤー駅間の列車を運休する。

[広告]

 この運休により、ヘルシンキ~トゥルク間の交通に影響が出る。ヘルシンキ~キルッコヌンミ~カルヤー間は振替バスで移動し、カルヤーでトゥルク行きの長距離列車に乗り換える方法をはじめ、トゥルクまで小さな駅を経由する振替バスや、サロ~クピッターからトゥルクまで運行するヘルシンキ発の高速バスなどが選べる。これらのチケットは、VR公式サイトの経路検索ページで購入できる。

 2020年に始動した「エスポー・アーバン・レールウェイ・プロジェクト」は、ヘルシンキ首都圏の公共交通を発展させるプロジェクトの一つ。現在2つの線路で運行しているレッパバーラ~エスポー~カウクラハティ間に新たな線路を増設する。ヘルシンキ~トゥルクを結ぶ鉄道のインフラ機能を向上させ、カルヤー、キルッコヌンミ、エスポー方面のスムーズな通勤列車の運行を実現する。

 同プロジェクトの完了は2029年を見込む。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース