
フィンランド社会保険庁(Kela)が、2024年版育児パッケージの在庫がなくなり次第、2025年度版の配布を開始する。
同パッケージには、育児に必要な子育て用品など計38品目が含まれている。物価上昇の影響で品目数は減少しているが、利用者の要望に応え、製品の耐久性が向上し、より長く使えるようになった。今年はリクエストが多かったブランケットが新たに加わった。
コーディネーターのベーラ・ペタヤさんは「育児パッケージは、家族の新しいライフステージに安心感を提供するもの。毎年、パッケージに含まれるスノースーツの絵柄をお客さまに投票していただいている。今年は、お客さまから要望があった機能を備えた製品もパッケージにそろえた」と話す。
パッケージの切り替えタイミングは、7月末ごろを見込んでいる。同庁は今後も、利用者の声を反映するよう努め、同パッケージの改良を進めていくという。