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ヘルシンキの老舗ホテル「Torni」内のレストラン・バーがリニューアル

「ソロ・ソコス・ホテル・トルニ・ヘルシンキ(Solo Sokos Hotel Torni Helsinki)」の外観

「ソロ・ソコス・ホテル・トルニ・ヘルシンキ(Solo Sokos Hotel Torni Helsinki)」の外観

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 ヘルシンキの老舗ホテル「ソロ・ソコス・ホテル・トルニ・ヘルシンキ(Solo Sokos Hotel Torni Helsinki)」(Yrjönkatu 26, Helsinki)が8月、レストランやバーの内装をリニューアルした。

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 ヘルシンキのインテリアデザイン会社「Fyra」が今回の改装を手掛け、ホテル内のルーフトップバー「アテリエ・バー」やレストラン・バー「OR」などの公共空間のインテリアを刷新した。

 「アテリエ・バー」には、多くの利用客がパノラマビューを楽しめるよう、モダンなデザインのローテーブルとハイテーブル、椅子を設置。レストラン・バー「OR」には、新たに大理石のタイルやウッドパネル、ウオールランプなどの装飾を施し、「趣のある」インテリアに現代的な様式と色彩を取り入れ、ボヘミアンな雰囲気を強調した。

 同社デザイナーのエマ・ケラネンさんとシルヤ・カントコルピさんは「トルニが持つ芸術的で少しボヘミアンな雰囲気は、何十年にもわたり守られてきた。このユニークな精神を強化することが、レストランのインテリアデザインの指針の一つ。トルニをアール・デコ美術館にするのではなく、ボヘミアンな華やかさを強調し、ディティールを興味深いスタイルに仕上げることを目指した」と話す。

 同ホテルは1931年に完成。13階建ての同ホテルは当時、ヘルシンキで一番高い建築物だった。フィンランドを代表する作曲家のジャン・シベリウスや作家のミカ・ヴァルタリなどの著名人に愛された憩いの場として知られる。

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